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今日のごはん

2005/02/18よりブログ開始。ぽわんと毎日を送っている、ある人間の日記。時折、絵日記にもなります。

2024.04.30
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2009.11.15
前回の続きです。
「イヤゴト」を人に言うのは、ちょっと力が要ります。
まぁ、今回は少し違った方向から。

勤務先のK社員には直接言うことに決めたが、
面と向かって話す機会を避られるので、メールにした。
自分でも大人気なかったが、「そろそろ大人になったら」と
最後に付け加えてしまった。
それが逆鱗に触れたらしく、「わかってます。今度教えるつもりですから」とすぐに返信が来た。
それに対して「了解しました。ありがとうございます」と書いたら、
またすぐに「はい。失礼します。」と返って来た。
今度仕事を渡すと書かれたメールを受け取っていたのは、10/22。
11月になったら始めるのかと待って、催促したメールの返事だった。

まぁ、お互いに大人気なかったが表面上は変わりなく接している。
昼休みの避け方も、うまい方法を見つけたみたいだし。

何でだろう、という思いは続いている。
彼女の考え方が変わってしまったのは、いつからだろう。
そして、これまでK社員・〇さん・S社員・Iさん・Kさんと連綿と続く
この流れは何だろうって思いが離れない。
少しずつ違っていても、みんな自分を守りたかった。
自分の仕事と決められたものを渡したくない。
おのれを危うくしないものだけが、味方。

K社員がOさんの事で嘆いていた時、くれたメールが残っている。
「どうせ、言ってもわかってくれないから」

その言葉を聞くと、お節介をしてしまう。
せずにいられなくなる。
もちろん、本人自ら話すようには説得するが
「どうせ」と言う人は、最初から諦めているので、尻込みする。
K社員は言っていた。
「言わないでください、そんなヨゴレ役ばかり引き受けないでください」
そう言った本人が何故、と考えて。

わかった、のかどうか。
きっと本人も気がついてないだろう。
どうせ、と考えた人が、自分の仕事・自分の身を守ろうとしたなら
そうだ、これまで自分が受けたやり方を踏襲するだろう。
それがイヤな人は去っていく。

話は変わるが、勤務先で会議をすると上意下達がほとんど。
もっと意見を出せよ、と管理職は叱咤激励するが。
なぜかって、分かりきってる。
だんだん厳しくなる規則に縛られ、余計な事を言ったりしたりすれば
辞めさせられる恐怖。
しかも、上司に逆らわないような人物ばかりを採用する愚行。

場所は変わって、娘の通う中学校長が書いた文章。
部活の朝練習にやってきた子たちが
7:20前には校門内に入って来てはならないという決まりをしっかり守り
警報さえ出ていた土砂降りの中、ずらっと並んで待っていたそうだ。
こう、校長は書いていた。
決まりを守った素直さに心を打たれた。
ただ、なぜ機転を利かして中に入って待てなかったのか、と。
もっとそういう「生きる力」を育んでいきたい、と結ばれ
丁寧に、「雨天の時は中に入ってよいことにしました。
大雨の時は朝練の中止を連絡します。」などなどの
改変が書かれていました。
その文章の題は「生きる力を」。

こう、むずむずするでしょう。
規則を守れ、守れと教えておいて、自分で考えて対処せよという。
その矛盾に気がついていない。

先日、娘が試験勉強をしていたので首を突っ込んだんだ。
原始の地球から、生物の多様性ってのは重要だったって話。
無茶苦茶だ!と叫んでしまうほどの多様性は、
環境変化に対処できる可能性にもつながる。
混沌からしか、生まれない。

さて、正確な答って存在しないのはわかっている。
誰かが圧倒的な悪なんてことも無い。
みんな必死なだけだ。
勤務先の問題も、「こうなればいい」姿は浮かぶが
そこまでの道は見えていない。
少しずつしか、ない。
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3度目の正直
実はカキコ3度目です。
パソの調子が悪くて(泣)
長文を打ってるうちに電源落ちられること2度。
意気消沈してあきらめること2度。
今日はまともに最後まで書けるんだろか。

どこの集団にも困った人間関係というのはあるものですが
もめごとを避けたがることについてもいずこも同じ。
とはいえ、やり方や姿勢はいろいろ違うと思うんですよ。
そのもめごとが「のっぴきならない状態」になるまで知らん顔するのはただの逃げ。
「のっぴきならない状態」になる前に手を打って、その後何事もなかったかのように振る舞うのがオトナのリーダー。
……なのではないでしょうか?
悲しいことに前者のリーダーが多いんですなあ。
そりゃね、リーダーだけがオトナであるべきってわけじゃない。
会社勤めするんだから社会人なわけで、当然社員にもパートさんにもオトナであることが要求される。
私生活はわかりませんよ。でもそんなもん職場という「社会」ではカンケーない。
「社会」では少なくともオトナでいることが最低限のルールですわな。
で、ルールを守らない人によって不利益を蒙る人が組織に出てくる場合
その被害者はみずからにオトナであることを課している限り同じレベルでのケンカはできない。
そういう時にケンカできない当事者にかわり調整するのがリーダーの役割じゃないんだろかね。
だいたい管理職やってる人の中に、管理職が一般社員とどう違うのか具体的に理解してやってる人って、どれくらいいるんだろう。
んー……いろいろ書きましたがつまり私も話聞いてムカツク! ということが言いたいわけです。

「生きる力」ねえ……
普段からの積み重ねなしに、イキナリ要求しますか。
そりゃ単に言い訳の責任転嫁ですな。
しかも転嫁してる相手は子どもたちだぜ。恥ずかしいねまったく。
今うちの娘が通ってる中学って、いじめで転校する前にいた学校より、生徒たちの自立心が強いんです。
規範はどちらの学校も厳しいです。
先生方の生徒に対する態度は、むしろいじめが慢性化してる前の中学の方が厳しい。
今の中学は、状況によっては条件つきで規範についても融通がきくし、生徒がまた直接先生にその「事情」を説明しやすい雰囲気があります。親に対してもまったく壁作ってないし。
みずからの管理能力に自信がないと、校長という立場にいる先生はただ高圧的に生徒たちを従わせようとするんですね。
ある程度はしかたがないとしても、せめて
「規律を厳格に守ろうとしてくれた諸君を誇りに思う」
「ただしこれからは、校則で決められたことでも、諸君の健康・安全を脅かすような事態が起こったときは、みずからの判断に従ってほしい。私は諸君を信じている」
くらいの話はできないもんかねえ。

リーダーの資質。
自分がひとのことを言えるほどの器かは疑問符がつきますが
少なくともリーダーになることを引き受けた人には、ある程度の覚悟を求めたいところですね。
ろびん: 2009.11/23(Mon) 11:43 Edit
はい、今回は無事に!
3度も挑戦してくれて、ありがとう!
無事、読ませていただいてます。

そんなオトナのリーダー、どこの職場でも絶滅危惧種ですよ~。
本当に、少しでもそうなろうとしてくれるリーダーがいたらねぇ。
おっきい人: 2009.11/27(Fri) 00:29 Edit
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