今日のごはん
2005/02/18よりブログ開始。ぽわんと毎日を送っている、ある人間の日記。時折、絵日記にもなります。
2013.02.16
PCの隣に、仏壇がある。
彼の位牌を分けてもらった。
毎日ろうそくを灯し、お線香をあげる。
お花の水を替え、丸く小さくよそったご飯とお水を供える。
毎晩、お寺でいただいたお経の本を見ながら、般若心経を唱える。
毎月、時間を作ってお墓詣りをする。
彼の実家のご両親に会いに行く。
心が求めるままに行動したら、こうなっただけだから
周りの人がどう思うかは考えていない。
もしも、実母が生きていて元気だったら、きっと反対されただろうと思う。
反対されても、やっていたのは間違いないが。
彼は、お寺や先祖を大切にしていた。
仏壇の無い家に育った私に、ご仏飯のよそい方や、お線香の灰の掃除の仕方を
詳しく教えてくれていた。
こうなることがわかっていたわけではないだろう。
でも、人間が無意識に起こす行動なのに
あとになって「意味」を持って
現れてくることは、案外多いと思う。
約2年前から、アバターを使ったSNSに参加するようになった。
そこのカテゴリーの一つに、自分の島を持つというものがあった。
砂地の島の上に、芝生などの色を置いていくと
「絵」に見えることに気づき、何か始めたくなった。
島の上に作る「絵」によって、ある「物語」を作る。
思いつきを楽しんでくれる人、心待ちにしてくれる人もあり
夢中になった。
『お話は、島に突然現れた「たまご」から始まった。
「たまご」が寒がったのでたき火で温め、びっくりした「たまご」は欠けてしまう。
欠けた部分は口となり、島の白い花が大好物と知って、せっせと食べさせる。
大きくなった「たまご」には、ひれのようなものが出てくる。
魚のような「それ」は、食欲旺盛で、島の樹まで食べ始めた。
すでに、島の30%ほどを占める大きさに成長した「それ」に脅威を感じ
「もう、いい加減にして!」と怒った。
「それ」はびっくりしたのか、片隅で動かない。
言い過ぎたかなと思っているうちに「それ」の色は濃く変化していく。
姿も変わっていく。長く長く伸び、うろこをつけた体は、まるで…
それは、ドラゴンだった。
島の木々を燃やし尽くし、破壊を続ける凶暴なドラゴン。
もう、だれも止められない。
島は、白い砂だけが残った。
ドラゴンは、なぜか大好きだった白い花を守るように、丸くなって眠っている。
そして、そのままドラゴンは、自らの火で燃えていった。
あとには、「たまご」だけが残った。
私たちは間違った。
でも、生きなおせる証として、たまごは残った。』
破壊を続けるドラゴンが、なぜ燃えていったのか?
あらすじを考えていた時とは、大幅に変わっている。
それを書いたのは、8月16日。
夢中で絵を描いているときは、何も考えていない。
「これを描かなければ」なんて気負ったことは浮かばない。
でも、自分の意識に上らなくても「わかっていたんだな」と思う絵はある。
2004/6/20、「夜空」は、離婚直前。押し殺している心が見える。
8/8、「砂漠の女神」は離婚した直後。解放。
8/29、「青い樹」、しんと澄み切った空気。
10/17「夢魔」、何が起こっていたのか、わかってきた。
同日「逃れ得ず」一人だけのせいではない。
無意識にわかっているのなら、わかってもよさそうなものだとおもう。
でも、わかっていたら間違わなかっただろうか。
自分が一番大切に思っているものを
選び間違えたせいで永遠に失うことがあるなんて
失う前には気が付かない。
それでも生きていく。
責苦なのか、何もかもが大きな喜びなのか、向こう側を見ることができるのなら。
彼の位牌を分けてもらった。
毎日ろうそくを灯し、お線香をあげる。
お花の水を替え、丸く小さくよそったご飯とお水を供える。
毎晩、お寺でいただいたお経の本を見ながら、般若心経を唱える。
毎月、時間を作ってお墓詣りをする。
彼の実家のご両親に会いに行く。
心が求めるままに行動したら、こうなっただけだから
周りの人がどう思うかは考えていない。
もしも、実母が生きていて元気だったら、きっと反対されただろうと思う。
反対されても、やっていたのは間違いないが。
彼は、お寺や先祖を大切にしていた。
仏壇の無い家に育った私に、ご仏飯のよそい方や、お線香の灰の掃除の仕方を
詳しく教えてくれていた。
こうなることがわかっていたわけではないだろう。
でも、人間が無意識に起こす行動なのに
あとになって「意味」を持って
現れてくることは、案外多いと思う。
約2年前から、アバターを使ったSNSに参加するようになった。
そこのカテゴリーの一つに、自分の島を持つというものがあった。
砂地の島の上に、芝生などの色を置いていくと
「絵」に見えることに気づき、何か始めたくなった。
島の上に作る「絵」によって、ある「物語」を作る。
思いつきを楽しんでくれる人、心待ちにしてくれる人もあり
夢中になった。
『お話は、島に突然現れた「たまご」から始まった。
「たまご」が寒がったのでたき火で温め、びっくりした「たまご」は欠けてしまう。
欠けた部分は口となり、島の白い花が大好物と知って、せっせと食べさせる。
大きくなった「たまご」には、ひれのようなものが出てくる。
魚のような「それ」は、食欲旺盛で、島の樹まで食べ始めた。
すでに、島の30%ほどを占める大きさに成長した「それ」に脅威を感じ
「もう、いい加減にして!」と怒った。
「それ」はびっくりしたのか、片隅で動かない。
言い過ぎたかなと思っているうちに「それ」の色は濃く変化していく。
姿も変わっていく。長く長く伸び、うろこをつけた体は、まるで…
それは、ドラゴンだった。
島の木々を燃やし尽くし、破壊を続ける凶暴なドラゴン。
もう、だれも止められない。
島は、白い砂だけが残った。
ドラゴンは、なぜか大好きだった白い花を守るように、丸くなって眠っている。
そして、そのままドラゴンは、自らの火で燃えていった。
あとには、「たまご」だけが残った。
私たちは間違った。
でも、生きなおせる証として、たまごは残った。』
破壊を続けるドラゴンが、なぜ燃えていったのか?
あらすじを考えていた時とは、大幅に変わっている。
それを書いたのは、8月16日。
夢中で絵を描いているときは、何も考えていない。
「これを描かなければ」なんて気負ったことは浮かばない。
でも、自分の意識に上らなくても「わかっていたんだな」と思う絵はある。
2004/6/20、「夜空」は、離婚直前。押し殺している心が見える。
8/8、「砂漠の女神」は離婚した直後。解放。
8/29、「青い樹」、しんと澄み切った空気。
10/17「夢魔」、何が起こっていたのか、わかってきた。
同日「逃れ得ず」一人だけのせいではない。
無意識にわかっているのなら、わかってもよさそうなものだとおもう。
でも、わかっていたら間違わなかっただろうか。
自分が一番大切に思っているものを
選び間違えたせいで永遠に失うことがあるなんて
失う前には気が付かない。
それでも生きていく。
責苦なのか、何もかもが大きな喜びなのか、向こう側を見ることができるのなら。
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おっきい人
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高校生の頃、友人からつけてもらったニックネームをそのまま使用しています。
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