白いもの

先日、一向に雪が降らないと書いたら
次の日は吹雪…。
それでも積もった雪を見たのは、限られた地方の早朝のみ。
昼過ぎには地面さえ乾いていた。

２月に入った休日、娘と連れだって本屋へ行った。
そこで見つけた「2008年マイ・ブック」。
文庫本の体裁ながら、１頁ごとに日付が打たれたのみ。
日記、メモ帳、小遣い帳、お好みのままに書きつづり
１年が終わると「あとがき」の頁まであるという。
そういえば、遙か昔に「白い本」なるものが流行ったな。
１度買ったような記憶があるが、お絵かきを少ししたぐらいで
二度と手には取らなかったはずだ。
乗せられるなよ、と思ってはみたが
持ち歩くにはちょうど良い大きさだし、毎日のメモを書くのにもよく。
350円程を払って、今傍らにある。

「本」と言われれば気負うが、メモ帳と思えば気軽だ。
文庫本にボールペンで書くのも滑りが良い。
大したことを書かずとも、書けば治まることもある。
で、年末には「あほなこと考えてたなぁ」と
あとがきを書き、名前を記すのだ。
（自分しか読まない本として）

えーっと、読み返すと「マイ・ブック」の宣伝マンみたいだが
日記を１年も続けたことのない私が果たして「あとがき」を書けるのか
乞うご期待だ。