違和感

うまくまとめられなかったので

やめようかと思っていたのですが

まとめられないのが私の現実なら

それを晒そうと思いました。

以下は、一昨日書きかけていた文章。

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そのマンガを読んでから、ずっと感じていた違和感。

グロいとか、趣味に合わない絵とかいうのではないし

触発されて思っただけで

そのものに文句を言いたいのではない。



「かなわんな、やっぱ」

「地獄見た人間にはかなわん」



登場人物の家庭環境と自殺未遂の真相が

ラスト近くになって語られる。

盗み聞いてしまった人間が思わず言った一言だ。



どうしてこうまで引っかかるのか。

普通の言葉ではないか。

それに近いことを日常でも言うだろう。

けれど、読んだ瞬間に「違うぞ」と感じてしまったのだ。



確かに、乗り越えてなお生きのびた事実に

頭を垂れる思いはあるだろう。

うーん、でもなぁ。

あのセリフには、それ以外のものも見え隠れする。

自分以外の人間を「すごいな」と言う時

「私には、とても出来ないわ。あなたってすごいのね」

と思ってないか？

「私は強くないもの、あなたみたいに。」

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見え隠れする醜さは

もしかすると私自身かもしれないが

こうして晒しておこう。