展覧会

昨日書き始めていたのに

親子共々、眠さに勝てず撃沈しました。

（娘は毎週日記をつけるのが宿題）

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従姉が属する「示現会」の展覧会に行くのは

私の年中行事となっている。

今年は母が従姉から貰ったという招待券で。

もちろん、娘同伴だ。



女系親子三代で出かける事は度々あるが

この三人、背の高さでかなり目立つな。

最近母を抜いて二番目となった娘を入れると

平均身長１６０?を超える。



いつもは芳名帳に名前を書くだけにして

従姉には会わずに帰っている。

今年は久しぶりに対面。

先日の法事では、彼女の都合で会えなかった。

元気になった所を見せることが出来てよかった。



だが、去年の絵に感じた違和感は

さらに進んでいた。

若い柳の芽吹きを

柳川の川面に映る街並みと共に描いているのだが

なぜ、あの色なんだ？

まるで「きみどり」のクレパスで塗ったような

どぎつい色の柳。

しかも力が感じられない。

７０歳近いが、年齢によって加わっていく物が

見えない。

年に一度の展覧会に出す作品だろうか。



それを見てしまってからは

他の作品を楽しむ気分もなく

早々に出てきてしまった。



会場入り口で展示された絵の写真を買った。

母は田舎の景色、娘は孔雀の剥製を描いた絵を

欲しがった。

私が選んだのは廃工場の錆び付いた骨組みなどを

ごてごてと塗りたくった絵など二枚。

従姉が「私もそれは好きだったな。

好みが似てるんやね。」と呟いていた。