殺風景

事務所の机を位置替えして

こざっぱりとなったのはいいが

どうも殺風景だった。



ちゅうわけで、１００円ショップで買った

コルク地の額縁に木の実や楓の葉を貼り

落書きした「ちるどれん」の絵もつけて

「一応応接室」の壁に飾ってみた。



営業さんが「うちの近くには栗の実があるから

今度取ってきてやろうか」とのってくる。

いいっすね〜。



借家住まいが長かったせいか

独身時代も既婚時代も「我が家」と思えない。

いずれ出ていくんだから…と思うと

家の中が殺風景でも構わなくなる。

花を飾ったり、カーテンを選んだり

そういうことを楽しむようになったのは

離婚してからだ。



職場は仕事をする場所だが

気分よくするための方法はとっていいだろう。

冬が来たら、今度は雪だるまだ。