乳母捨て島

帰宅途中のバスで、後に座っていた女性二人の会話。

「○○先輩、格好良かったよねぇ。」

「うんうん。」の若い女性らしい会話から始まった。

聞いていると、片方しか話していない。

相手は、相づちを打っているだけだ。

きっと、これでも話が弾んでるって思うんだろうな。

これはまだいいうちで

二人がそれぞれ自分の話しかしていない場合もある。



で、今日の話し手は、ほとんど独り言を言い出した。

「私って、めんどくさがりじゃない？

何でもめんどくさいのよね。」

「そうね」

「もう、生きてること自体、めんどくさいっちゃん。

死にたいー。法律改正して、７５歳以上は島流しとか

してくれんかいな。

カリブの海に浮かんで死にたいなぁ。」

「いいよねぇ」

「いいやろー。死にたいー。」



きっと毎日面白くないとか、いい男がいないからとか

しょうもない理由で口走るんだろうが

それでも、７５歳までは生きる気でいるようだ。



食べるものもなく、家もなく、病院もなく。

（合法的な乳母捨てをやる政府ならやりかねない）

７５歳になったら、途端に生きる欲望が消えて無くなる

わけではないのだ。

想像力に乏しい人だな。

目に浮かばないか、南の島の地獄が。



でだな、政府は必要のないお金は使わない。

カリブなんて行かせるわけない。

さんざん働かせて、税金取るだけ取ったら

日本の埋め立て地行きかも。

そこで、乳母捨てと言いつつ肉体労働させて

一石二鳥とほくそ笑まれるかもしれん。

何をされても文句は言えない。

若い頃に、自分がその当人になるなど思いもせず

法案の成立をよそ見し、陰ながら歓迎したから。



人間の死亡率は１００％なのよ。

焦らなくても死にますから、事あるごとに

死にたいと口走るのは、もうやめてくれ。

悪趣味

「チャーリーとチョコレート工場」を見てきました。

面白かった〜！

「おとぎ話」がうまいなぁ。

「コープス・ブライド」が次回の上映作品だったので

予告編やってました。

ティム・バートンが続くなぁ。

また無料券が二枚当たってるので

来月見に行こうかな。



で、今日のいでたち。

自作長袖シャツ（魚柄）に、紺色ベスト。

黒の帽子に黒のショートコート。

で、つい鉛色のマニュキュアを。

なんか、こう映画につられました。（どこが？）



いつも通勤着、脱ぎ着のしやすい簡単な

おしゃれとは言えない服を着ているけど、たまにはね。

医者から

「おう、爪塗っとるやないか！

前から考えたら二階級特進ぐらい、すごいぞ。」

と驚かれた。



たまにはね、へんてこな突拍子もない格好したくなる。

特に「悪趣味」な格好は好きです。

でかいサングラスがあれば最高だったけどね。

きっちりと切りそろえられた爪を鉛色に塗っても

迫力ないんですけど。

ついでにつけ爪すれば良かったって？

じゃ、髪も染めて？

やるなら、とことん、か。



休みの日だけ、そういう「まね」か。

そういう私こそ、悪趣味だよな。

どっちが

勝っても大騒ぎ、間違いなし。

現在プロ野球のパシフィックリーグの優勝決定戦途中。

もう、ドキドキしすぎて見ていられない。

ロッテが１点勝ってるし。

同点なら、ソフトバンクの優勝。

勝てば、お祝いの美酒を、と思ってたけど。



今ちょっと見てきたら、９回裏ホークスの攻撃中。

一塁に出てるよ〜。

なんとか同点でも。

こ、怖くても見るべきだろうな。

では、行ってきます。



明日は通院日、ついでに「チャーリー」見てきます。

あと、銀行と区役所と１００円ショップと定期券販売所と

レンタルビデオ店。

そんなに行けるかどうか、路線図片手に頭ひねってます。



ではっ！

さくさく、バリバリ

娘が出場した体育祭の競技名が「さくさく、バリバリ」。

自由参加ＯＫなんだから、音感からしてきっと…

読みが当たりました。

せんべい食い競走でした。



体育祭は波乱含み。

開会式は欠席でもかまうまいと

ゆっくり歩いて行くと、私たちを見て驚く人々。

町内会長が「参加されるんですか。お弁当は？」

へ？お弁当？作ってきてないから

お昼は帰って食べるつもりでしたが。



よーく聞いてみると、会長は何度も足を運んで

「参加しますか？参加するならお弁当が出るから

お母さんに聞いておいて」と娘に伝言していたそうな。

初耳じゃ。

娘に聞くと、「言うの忘れてた」

…何のために伝言用のホワイトボードがあるんだよ。

取り敢えず、お弁当は係の人が急遽注文してくれたので

何とかなりそう。

「せんべい食い競走」も、予想通り娘は最下位ながら

怪我もなく無事に終了。



さあ、どんなお弁当が来るんだろうと待っていたら

１２時２０分過ぎても、来ない。

子供達の分だけが１２時半回って到着。

次に年長者に。全部に行き渡ったのは、１時でした。

決勝リレーに参加する選手は、今から食べると

体を壊すってんで、空腹のまま入場門へ。



団地自体の成績は

人生リレーでは周回遅れをごぼう抜きしていき一等。

が、他の大縄跳びなどが奮わず、惜しくも準優勝でした。

走れなくなると、力の限りにすっ飛んでいく姿が

まぶしくて仕方ありません。

ついつい、手のひらが痛くなるほど応援してしまいました。

参加する事に…

明日は、地域の体育祭。

いつもなら

「日曜ぐらい遅くまで寝ていたい」と言ってるはずの娘が

何故か乗り気で、参加するという。

自由に参加できる競技は「さくさく、バリバリ」という

謎の競技だけなんだが。

で、参加するともれなく参加賞が。

最後までいると「大抽選会」が行われる。



隣の校区とは比べ物にならないぐらい

金額の張ったもの。

公民館賞の５千円の図書券から

特等２万円の商品券まで。

大きな団地をたくさん抱えているので

きっと地域に入るお金も多いんだろうな。



体育祭というのに、かけっこで一等になったからではなく

抽選で賞品がもらえるのも不可思議だけど。

私が賞品に惹かれて参加するんじゃないかという

あなたの読みは正しいです。



小さい頃から運動会が一番嫌いだった私に似なくて

本当に良かった。

娘も、同じように走るのは苦手らしいけど

楽しむ気持ちは持ってるんだな。