告白

色っぽい話ではないことを、始めにお断りしておきます。



帰り道、同僚のＳさんから告白された。

「実は辞めようと思ってるんです」



私がショックを受けた査定、なんと彼女はＣだった。

しかも、Ｃはランク最下位。

私よりも、休みも欠勤も早退もない彼女が。



仕事を独占したがる困った（Ｋ）さんのおかげで

彼女は仕事を覚えられない。Ｋさんのいない間に

私の仕事を教えたが、飲み込み早いし

覚えられないわけじゃないんだ。



Ｋさんが独占する仕事以外に手を出すと

あとでこっそり怒鳴られてる。

最近になって、そういう話をしてくれるようになった。

怒鳴られるくらいなら、このままがいいと思ったけど

このままじゃ、いつまでたってもＣ以上になれない。



笑顔が素敵で、一生懸命で。

会社のためにも、私の友人としても、いて欲しいけど

彼女の心境を考えると、引き留めるなんて出来ない。

早くさっぱりして、もっといい職場が見つかりますように。



あ、所長が泣くだろうな。

一番のお気に入りだったもん。

忘年会が門出の席とこっそり祝杯を挙げようか。

ターバン

初めてネットショッピングで本やＣＤ以外を注文してみた。

買った物は、ターバン風の帽子やフィッシャーマンパンツ

など、俗に言う「アジア雑貨」。



届いた帽子を巻いて遊んでいると

娘から「悪徳商人に見えるから、やめた方がいいと思う」

なんて言われましたわ。

試しに娘に巻くと、よく似合うんだわ、これが。くやしい。



忘年会用の衣装のつもり。

母手製の綿入れ半纏に合う服を探したら

アジア風の衣装になったわけで。

顔も体型も、間違いなくアジア風味なんで

似合わないはずがない。

（ちなみに、顔は漢民族系統でしょうな）



ターバンに、革ひも付きのでかいブローチを着けると

ほんと、怪しい人物だわ。

みんなが「げっ！」と驚く様が早く見たい。

（どこか間違ってても、ゆるりと見守ってやって下さい）

クリスマス会

昨日無事に我が家のクリスマス会は終了した。

結局、もう一人の参加者は「習い事」のために来られず。

聞くところによると、月に３，４回しか

遊べる日がないのだという。遊べても、４時ぐらいまで。

習い事も塾も無縁の我が娘は、遊び放題であります。

「将来のために」と「今を楽しむ」のせめぎ合いですな。



到着すると、最初はカップケーキ作りから。

それぞれコップに生卵を入れて混ぜる。

次にケーキの粉を入れ、用意しておいたチョコや

ホワイトチョコをスプーンで好きなだけ入れてかき回す。

炒ったアーモンドをぱらぱらか、どっさりまぶしてレンジへ。

どんどん膨らむケーキが天井にくっつきそうだ！

もう、作ってるときから、きゃあきゃあと騒ぐ子供たち。

コップからはみ出してしまった私のケーキを見てさわぐ

下に溜まったチョコが白と焦げ茶で

市松模様だと言ってさわぐ。



自分で作るとおいしい、あっと言う間に食べ終わったので

次はくじ引きクラッカー。

ロシアンルーレット形式で音が鳴る。

鳴った人は罰ゲームで紫のカツラをかぶって歌を一曲。

それを携帯のカメラでパシャリ。

久しぶりに小学唱歌が聴けた。



あとは、大変盛り上がった「ストライク！ピンポン球ゲーム」

（９０個の紙コップを段ボールに貼り付けた）

「いらんものからうれしいものまで何が当たるか

空くじなしのくじ引き大会！」

（推理ゲームの本、節水やらくがきするな、転倒注意などの

プレートや、木製の小さなボーリングゲームや

ゴルフゲーム、作って食べられる風船、卵チョコなど）

いらない物が当たった人同士での交換会も盛り上がる。

途中、自分たちでポップコーンも作った。



あっと言う間の３時間半。

企画者も大満足。



今日もクリスマス会。今度は子供会の。

人数多いし、赤ちゃんもいるし、持ち寄ったプレゼントを

ビンゴゲームで選んでいくだけ。

それでも、結構子供達は喜んでた。

仕出し弁当の嫌いなおかずをそっと母親のに移す子

シュークリームを早速つぶして、母親に怒鳴られる子

子供が何していようが、夢中でしゃべる親たち。

喧噪の中での二時間でした。

雪が降ってるんだから、暖房ぐらいは入れて欲しかったよ。

子供達ははしゃぎ回って、暑かったらしいけど。



さーて、来年はどんな企画にしようか。

あ、その前に年賀状！

秘密

最近、勤務先の話題が多いです。

人間がたくさん集まると、いろんな事が起こるので

面白いんですわ。



事務の人間は現在５人いて、残業せずとも毎日仕事を

こなせるぐらいに、うまく分担できている。

なのに、事務系の女性社員を募集しはじめた。

しかも、私たちには何も言わずに。

なんでだ？誰かが辞めるのか？

誰だろう、あの人かしら、と新人たちはうわさ話。

辞めるんじゃなくて、辞めさせられるとか…



自分たちだけで考えても、らちがあかないので

所長にこっそりとメモを渡したら…

「個別にしか話せんけど、とにかく

誰かが辞めるわけではないから。」

まあ、そうではないかと思ってたけど。



まさか、私がこっそりと思っていた通りだったりして！

困ったさんを責任者の位置から外す「秘密プロジェクト」

ではないか。

今のところ、一番早く入社し次長と仲がいい

（お気に入りとも言う）だけで責任者ぽく振る舞う彼女を

そこから下ろすには、その上の人間がいればいいわけだ。



まさかねぇ…

そこまでやるだろうか。

こわいですな、もしそうなら。

（そういうこと考える私の方がこわいか？）

ボーナス

休み明けは、いつものように山積みの書類がお出迎え。

でも、ひと味違っていたのは、ボーナスが支給されたこと！



「少ないよ」と書いて「しょうよ」と読むのだなんて

昔はよく笑ってましたなぁ。

パート勤務では、よほど景気のいい会社以外

支給ナシが普通のようです。

６月下旬に入った私に「冬」は無い、と思っていたら

ありましたよ、５千円！

５千円でも、いろいろと控除されて、手取りは４千円あまり。

少なかろうが、突然の支給は嬉しいなぁ。



「ちゃんと評価しといたからね」と見せられた評価はＢ。

Ｂ…やっぱり、早退（参観日）有給（通院日、娘の病気）

が響くのかなぁ。

Ａがいいよ〜。

まさか、仕事できないと見られてるわけじゃないよね。

早退と通院はこれからも続くし、Ａは無理かもしれない。

でも、Ａが欲しい。お金じゃなくて、ね。