見えない

「オーラの泉」というテレビ番組がある。

オーラや霊の話を避けてきたのに

たまに見ている。



美輪明弘さんは「ヨイトマケの唄」「銀巴里」

「紅蜥蜴」ぐらいの知識か。

よく笑っている江原さんという人については

何も知らない。



毎回ゲストを招き、その人のオーラの色や

前世を見るという番組らしい。

こういう事に関しては

見える人と見えない人が存在するようで

私は見えない。

ゲストも、ほとんどが見えない人たち。

なのに、なんで言われている事を信じるのだろう。

（もちろん、半信半疑の人もたまに登場する）



確か、綾戸智恵さんがゲストの日だった。

前世からの息子さんとの縁について話が進む中

美輪さんは、彼女が子供に対して

「私のせいでこんなつらい目にあわせてしまった」

「だからせめて食事ぐらいはきちんとしなければ」

そう思っているでしょう、と聞く。

その考え方が息子さんにはつらいのですよ。

もう、いいんです。

やっと一緒に暮らせるようになったんだから

二人で楽しんでいいんです。



ゲストに限らず、たくさんの人が

言われたいと思っているから番組は成立している。

前世は終わった。

これからは「あなた」を生きなさい、と。



自分ではほどけにくい呪縛がある。

誰かが言ってくれたら許される気がするのだろう。

オーラが見えなくても、前世を知らなくても

それはできるのだが。

ネタ帳

このブログを始めたばかりの頃

「すぐに書くネタが無くなるんじゃないの」と

心配された事がありました。



そうなんですか？

何も考えずに暮らさねばならないような

緊急状態でもないかぎりネタはたくさんあります。



ただ問題は、健忘症。

歩きながら考えることが多いので

メモ帳とペン持ってでは歩けず

（右手は杖をついてるから）

最近は携帯のメモ帳機能を使っています。

（歩きながらの携帯操作は危険だ）

９件以上は登録できないけど。



これもネタ帳って言うんでしょうか？



今夜は、あと一件書く予定。

…でしたが、断念。

朝から出かけるので、帰宅してから書きます。

さらに

５月１６日のブログに書いた人は

会いに行っても未だに部屋から出てこない。

洗濯物が次の日干してあったので中にいるそうな。

自殺する人が洗濯なんてしないだろうから

その点は心配しなくてもいいようで。



それだけでは済まなかった。

出勤すると、昨日休んだ事務社員が今日も休み。

え、なんだって？

取り敢えず一週間休むって？

それって、もしかして…「有給消化」？

体調が悪いのに毎日残業続きで

ドクターストップがかかったと言ってはいたが。



さらに、欠勤常連となった外勤者が

どうも体調が悪くて、ちゃんと見てもらいたいので

しばらく休ませてくれと。

この方は仮病癖なので、みんな本気にしていない。



これで、一度に３人の社員がいなくなる。

もう、どうしていいのやら。

危ない

会社に行くと事件が起こっていた。



担当者の一人が無断欠勤。

寝坊したんだろうと思っていたらしい管理職も

携帯の電源が切られた時点で「こりゃ、やばい」と

思ったらしい。

一人暮らしの部屋まで行ってみたが応答無く

管理人に鍵を開けてくれと言ったが

保証人の了解がいると断られたそうな。



もし、中で死んでいたらどうするんだ。

いやぁ、死ぬようなタマじゃないですよ。

だって、死のうとする人間が

途中で携帯の電源切りますか。

昨日死んでて、今充電した電力が切れたんだったら？

とにかく実家に連絡取って。

それが、連絡先がわからん。

じゃ、本社の担当に。

今日は本社の事務が社内行事でいない。

じゃぁ、どうするんだよ…。



きっかけが思いつくとしたら

昨日会議で不備を指摘されたので

立って説明したぐらいか。

それで背負いきれなくなったんだろうな。



妙に世間慣れしていて、口八丁と言われるところと

少し注意しただけで相手を敵視したり

嫌われてるとふさぎ込むようなところが合わさって

奇妙な雰囲気を作っていた。

（こういうタイプには覚えがある）



入社当初から、いろんな意味で「危ない」と

言われていたあなた。

なんとか続けて欲しかった。

信用を得て、居場所が出来たかもしれないのに。

死んではいないと思う。

そんなに簡単に死なれてはたまらない。

土

我が家では「トマタマヤマどんぶり」が流行中。

実家でトマトを箱買いしたらしく、小玉の完熟トマトを

どっさりもらったので、作ってみた。

小玉トマトを５〜６個ざく切り、山芋を適当に切り

強火で炒める。

オイスターソースと塩で味付け。

半分ほど形が残っているところで卵４個を投入。

強火でジャジャッとかき混ぜたら出来上がり。

中華料理店でまかない料理として出てくるものを

真似てみただけだが、娘はお気に入り。



ただし、上記の量で二人分は多すぎるので

（どんぶりご飯二杯分よりも多いです）

調整してください。



チチェンイッツァ遺跡での春分の日の奇跡を

テレビでたまたま見ていた。

ピラミッドに起こる奇跡よりも、岩の間に土を探し

その僅かな土にトウモロコシの種を蒔く父親の姿に

興味をひかれて。

東南アジア地域である日本は雨も多く

川によって堆積した土地は豊かだから

１５年寝かせなければ作れないトウモロコシの為に

毎年山を歩き回って、神に許しを請うて木を切り

畑を作る彼の苦労が本当にはわからない。

そのトウモロコシで子供５人を育ててきたという。



同じ日だったか

今度は粘土団子農法の福岡翁を見た。

耕さず、肥料もやらず、水もやらず。

人間が何もしない方が作物はよりよく育つ、と。

じゃあ、人間は何をすべきか。

粘土団子に数種類の種を潜ませ、蒔くのだ。

その土地に一番適した物が適した時に発芽するそうな。



土は、力を持っている。