失せ物

そうそう、おみくじに書いてある言葉だったな。
「うせもの」と読むんだったよね。

前に一度書いたことがあるんだけど
「未来を見てくれる」はずだった人に、結局結果を聞けなかった話。
その人の転勤先と名前を書いた紙を
まるでお守りのように持ち歩いていたが
いつのまにか、そのメモを無くしたこと。

ところが先日。
「失せ物…あらわる」
ＰＣを置いている部屋の押入を整理した折
捨てようとした昔のペンケースから出てきた。
折り畳まれた薄汚れた紙を見た途端
それがなんだったか思い出すなんてねえ。

電話番号と名前もわかった。
未来を知りたいか？
朝のテレビで流れる血液型や星座占いのように
聞き流せる情報ではないとしたら。

いや私はいらない。
ただ、メモを捨てるかどうか。
また何処かにお守りとして持っておこうか。
「未来はあらかじめ知るものではない」いましめとして。

ごめんなさい

先日の遺書の件で、断り書きをしなかった為、友人に心配かけてしまいました。遺書と言っても、厭世感やらとは全く無縁の生活を送ってますので、どうぞ皆様ご心配なく。すみませんでした。ちゃんとこれからは気をつけます。

遺言

二人きりの家族となったとき
まず考えたのは「この子を残して死ぬわけにはいかない」だった。

でも世の中には「不可抗力」というのもある。
もしも交通事故で何も言えずに逝ってしまったら？
死ぬわけにはいかない、というのは本当の気持ちだったが
それでも人間は死ぬ。

そのとき娘に何を残してやれるだろう。
お金は残すほどない、保険金が少し入るぐらい。
せめて知り合いには訃報を伝えて欲しいから、と
住所録を作った程度。
遺書に書くのは、そんなものじゃない。
私がどうやって生きてきたか、遺したい。

「もしも私が死んだ時は
ここに遺書を置いておくから読みなさいね」と伝えるのは
小学生の娘にとって酷だ。

そうか。
歌を作り、小説を書き、絵を描くように。
私はここのサイトを残そうか。
もしも娘が何かを探したいと訪れたなら
「庭の扉はいつでも開いているよ」と。

記念日に

平日は往復の通勤時に少々と昼休みの時間、
帰宅して家事を終えての時間を加えて平均１．５時間。
休日には３時間以上。

この怠け者の私が。
自分でも信じられないが、勉強してます。
まだ少ないと思うけど、やたらに詰め込んでも
忘れそうなので、反復の方法で。
勉強って、こうやって覚えたりするんだっけ、と
思い出しつつ。

そうそう。
「あの」次長に勉強してますと言ったら
「通信教育受けてるの？」と聞いてきた。
かなり安くて、しかも修了だけで半額。
合格したらあとの分と受験料支払ってくれる。
でもね正社員だけなのよ、受けられるの。
知ってたから申し込んでなかった。

それを言うと、「一般申請すればいい」だって。
いいのかよ！
そういう抜け道は早く教えてよ。
もちろん、次の日に申請しましたわ。
テキストが来るのは、まだ先になりそうなので
取り敢えず今のテキストで勉強中。

…とここまでが、言い訳。
（長すぎるよ）
５月１３日で、サイトを開設して５年経ちました。
更新が少なすぎて「日記サイト」と化していても
記念絵ぐらいは描きたい。
でも、描けてない。
やっぱり「言い訳」にはならんなぁ。
理由が不可抗力じゃないもの。

明日は病院のはしごのあとでＰＴＡ。
帰宅したら、少しは時間を作ろう。
それとも、いっそ開き直るか。
「試験日まで更新は怠り勝ちになります」って。
う～ん、現に怠っている場合には相応しくない。
どうするかなぁ。

さっぱり

連休終わりました。
娘と連れだって美容院へ行った以外
日本最大の人出と言われる「どんたく」も行かず
ほとんど自宅のみで、このなが～い休みを終了。

勉強ばかりしていたのでもなく。
どんどん詰め込んでも、溢れて忘れていくので
決めた時間のみ集中して、あとは家事をしました。
滅多にやらない大掃除と片づけを。

おもちゃが押入を占領していた子供部屋は丸一日かかりました。
保育園時代からの雑誌の付録から、大量の絵に折り紙。
時間はかかっても、本人の了解を取らない限り捨てません。
絵は残し、大量のおもちゃ、ぬいぐるみはゴミ袋へと作業を続け
何と４０リットル用８袋のゴミ。
さっぱりしました～！

ついでに思い切って部屋の模様替えにも取りかかり
でかいデスクをベランダに出して、鉢物を飾る棚へ変貌させ
押入ベッドだった子供部屋に布団が敷けるスペースを確保。
いっそのこと押入に戻そうという提案は却下されたけど
デスクで暗かった部屋に陽光と風が入って来ます。

さっぱりお金を使わず、体力と時間を使ったけど
片づけの後は娘が包んだ餃子を食べて
風呂で汗を流して。
うん、いい連休だった。

あっ、明日の朝食材料が無い。
買いに行かなきゃ。
…詰めが甘かった。