酒が好き

はい、お酒が好きです。

そんなに強くないけど、調子よく酔えると

笑い上戸になります。何でもおかしくって仕方ない。

お腹の中に溜まってた笑いが吹き出して来るみたい。

壊れてるなぁ、と自覚しつつ笑いころげてる。



「これは副作用がまだわかってませんからね。

飲んでも良いですけどね、ほどほどに。」

と薬剤師さん。ほどほどって、なーによそれ。

「患者にお酒飲んでくださいって医者はいないでしょ」

まーね。



ほんのたまーに私が飲むと、子供がうるさいんだ。

たかだか、発泡酒一缶だよ。安上がりでいい気分なのに。

「酔っぱらっちゃいやだ」だの「顔が赤い」だの。

笑い上戸にさえ、なってないぞ。

酔っぱらうと、やな記憶が戻るのかい？

どっかに行ったりしないって、と強く抱きしめて

嫌がられてる。



幼稚園の頃、近所の子と一緒に出されたジュースを

飲んで酔っぱらったのが最初。

間違えて大人用の梅酒を飲んだんです。

その後、実家の梅酒は少しずつ無くなりましたっけ。



弟は酔っぱらって玄関で寝込む父を見て

「あんなお酒なんか、ぼくは大人になっても

絶対に飲まないぞ」と言ってたけど、部屋には

酒瓶が転がってんだよね。



「もう、お酒は一生飲みません」と最後に言って

辞めた代議士がいたが、そりゃ違う。

酒を飲もうが、しらふだろうが

それは全部あんたがやったことなんだよ。

酒のせいにするなって。



また、楽しいお酒が飲みたいなぁ。

代々の酒好きの血が騒ぐよ。