水を

ベランダで育てている花がしおれかかっていたので
慌てて水をかけた。

家庭内でごたごたが起こると、何故か電化製品が壊れるそうな。
私の場合は、ベランダで判断できる。
今は雑草も花もトウモロコシも、見事に繁茂しているが
ごたごたが続いていた頃はアロエだけが残った。
他は人間が見向きもしないせいで、枯れさせてしまった。
本当に申し訳ないことをした。
せめて見える物で潤いたいと買ってきたが
育てる気力のない人間が買ってはいけなかったのだ。

アロエは長いこと水がなくとも
自分が貯め込んだ水分だけで生きていける。
だから私はすぐに枯れてしまうか弱いのを
窓から一番近い処に置いておく。

「若者を見ていれば、世の中のどこが病んでいるのか良くわかる。」
全共闘のリーダーとも親しかった教授が、そう言っていた。

自分で蓄える分厚い葉もなく、深い根をはる事もできず
ただ花を咲かせるだけの若い植物を
その弱さゆえに愛す。

気に入らない

先月、ある映画が上映されていたらしい。
「俺は、君のためにこそ 死ににゆく」
もう、タイトルからして気に入らなかった。
気に入らないんで、もちろん見てない。
以下、見てない映画をこきおろす。

「そんなもん、たのんでへんわっ！」（なんで変な関西弁？）
と言いたくなるではないか。
しかも、脚本・制作総指揮があの石原慎太郎とくれば。
（さあ、これで東京都がこのブログをつぶしにかかるか？）
こういうのに感化されやすそうな若者もいるしな、危険だ。

「結婚してくれないなら、このまま死んでやる！」
大昔、阿寒湖に突っ込みそうな車の中で言われた。
その話を勤務先の若いのにしたら、うっとりしてうらやましがってた。
だから、危ないってんだ。
もう一回言っていいですか？
「そんなもん、たのんでへんわっ！」

わたしのためって言うのなら、生きてください。
ともに生きていこうとする気持ちなら、ありがとうと言います。

そして、今そういう映画を作ることに何の意味があるのか。
「君」は天皇を意味する。
そうでなくても、前線に行く兵士は喜んで死ぬように。
「兵隊さんのために」とみんなが我慢するように。
つまり、誰も止めないように。
じわじわと人間を変えていくために
膨大な制作費をつぎ込んだわけだ。
都知事の給料って高いし、どうってことないよな。

若くして死んだ者たちの事を言うのなら
もう、二度とそういう者たちを出さないよう（自分の国だけじゃないぞ）
動けよ。
あんたがやってるのは、どうみてもそっちじゃない。

雨が降るので

考えが文章になる前に流れていってしまうような
そういう、怠惰な生活を送っております。

九州は梅雨入りしてしまいました。
主婦としては梅雨は困るのよね、と言いたいのですが
果たして、私は「主婦」でしょうか。
家族を経済的に支える立場なら「大黒柱」？

会社で告発した件は
相手が認めないので次長が激怒し
証拠集めで１週間まともに仕事出来ませんでした。
こういうのって、公に捜査も出来ないし。
取り敢えず、私のふりして入力されるのを防ぐため
パスワードを変更しました。
で、本当に筆跡鑑定までやるの？

昨日は子供会会長から代理参加を頼まれて
区民センターでの研修に参加。
何やるんだろうと行ってみたら、講演を聴くだけ。
１時間半ほどの講演は、手慣れた講師が
話もおもしろおかしく進めて
あっという間だったんだけど、これで研修？

先週末は帰宅後
突然吐き気と軽い眩暈で横になったり
睡魔が襲って横になったり。
（つまり寝てばかりってことじゃん）
あー、そこで「ストレス」って言わないで。
それくらいで「ストレス」になるんなら
赤ん坊だってなっちゃう。
「雨が降るので」
それぐらいの理由がいい。

博多の街を歩けば
梅雨明けを呼ぶ「山笠」の飾り山の姿が。
（まだ出来ていないから人形などは見られない）
熱い祭りはすぐそこだ。
頭の中だけでも湿気飛ばして

行ってきます！

最近見ているもの

アニメを見るのは好きです。
ケーブルテレビを契約した理由の半分くらいは
アニメのチャンネルがあるからってぐらい。
で、最近録画予約までして見ているのは…。

「おおきく振りかぶって」
原作も買った。
「電脳コイル」
絵柄が好み。
「天元突破グレンラガン」
主題歌も好き。つっぱしり加減もよし。
「絶対少年」
内容のわからない題名に惹かれて視聴。
見て良かった。
「天保異聞 妖奇士」
嫌いな絵柄だったのでパスしていたが
話に惹かれて後半から視聴再開。
「大江戸ロケット」
劇団☆新感染の舞台も見たかった。

この中に「中島かずき」さんが関係する作品が
２つも入っているのは偶然かな。

忘れてた！
「精霊の守り人」
放映のかなり前から期待してました。
こんなに美しい絵と動きだとは！
IGさん、力入れてますねぇ。

早川さんの歌

Ces Chiens - 身体と歌だけの関係 (Live, 2004)

大好きな早川義夫さんのサイトで紹介されていたので
ご本人の了解済みってことで、ここにも貼り付けときます。

ついでに、2006年4月頃彼が応募していた「五つの質問」への
私の回答も。

①あなたの生きがいは何ですか。
②今まで一番楽しくて嬉しかったことは何ですか。
③もっとも悲しい思い出は何でしたか。
④愛とお金と能力のうち何が一番欲しいですか。
⑤人に言えないあなたの秘密は何でしょうか。

①絵を描くのが生きがいだと公言していましたが、最近違うような気がしてきました。毎年、桜を一年に一ヶ月ほどつぼみから葉桜まで全身で浴びるように感じること。
②たくさんありそうなのに、どれも希薄に思えてきます。そうですね、つきあい始めて一ヶ月後に元夫が初めて「好きだ」と告白してくれた事でしょうか。それまでは身体だけ、でそれでも良いと思っていましたので。
③私に暴力を奮い続け、２年前に離婚が成立した元夫の残したものを整理していたら、スケッチブックに書かれた言葉を見つけた時。それは20年前の物で「将来の計画。○○と離婚後、××（私）と結婚。30歳で社長になり、子供が生まれる。（中略）……ずっと、幸せな人生を送る」と書いてありました。
④まず、お金は食べていければいいので除外。能力は、そこそこ仕事の能力があればいいです。愛は、ここ二年ほどいらないと思い続けてきましたが、やはり要るのかな。
⑤愛情がなくても、一度だけでも良いから、だれか…と思いながら毎日何食わぬ顔で明るく過ごしているように見えること。

早川さんから
「途中から涙で読めなくなりました。ホントのことはきれいです」
と返事をもらったことを、きっと忘れません。